さくらウェブ・S design・さくらマーケティングの3ブランドを展開する関西・奈良拠点のさくらグループ

リッチブラックとは、深みのある黒を出したい時に使用する色の設定になります。 C40％+M40％+Y40％+K100％など、K100％に他の色を足す事でより深みのある黒を表現する事ができます。 多くの色を重ねる事でより深みのある色を表現する事が可能ですが、4色の総数％が300％を超えると、乾きが悪くなり、裏移りの原因となります。
濃度が高いことで、乾いてないインキが重なっている紙の裏に付着したり、4色ベタが広範囲にわたった場合、重ねられた紙同士がくっつき、用紙をはがそうとすると、印刷面も一緒にはがれて傷がついてしまいます。なるべく4色の総数を300％未満抑え作成するのが一般的です。
CMYK4色の掛け合わせで印刷を行うため、印刷時の紙の伸縮等により見当ズレ(4色の位置合わせのズレ)が起こりやすく、細い文字や線へリッチブラックの使用はお勧めできません。
お客様がデータ作成をされる場合には、上記のことに注意しながらリッチブラックで深みのある黒を表現されてみてはいかがでしょうか？
※見当ズレに対する刷り直しはいたしかねますのでご了承ください。

<<　スミベタ　｜　このページのTOPへ　｜　オーバープリント　>>
▲お役立ちコンテンツTOP